矢野監督「2敗になるわけじゃない」 大野雄にノーノー許すも前向く

9回、ベンチで頭をかく矢野監督(撮影・北村雅宏)
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 「中日3-0阪神」(14日、ナゴヤドーム)

 阪神が中日の先発・大野雄にノーヒットノーランを達成された。阪神としては06年9月16日に中日・山本昌に許して以来の屈辱となった。矢野燿大監督は「2敗になるわけじゃないんでね」など、気持ちを奮い立たせ、次戦を見据えた。

 初回から五回までは完全投球をされていた。「立ち上がりからいいな、と思って見てた」、「向こうにリズムよく投げられたというのはあると思う」などと振り返った矢野監督は、「ツーシームがね、結構速いし真っ直ぐに見えるっていう。ところでなかなかね、見てると簡単ではないけど、うちの課題やと思う」とした。

 まだシーズンは続く。「もちろん。2敗になるわけじゃないんでね。これは。別にノーヒットノーランが2敗になるんやったら俺もね。もちろん、この負けも痛いけど、2敗になるわけじゃないんでね。残りの戦いを俺らがどういう姿勢を見せるかというのが大事なんで。明日から全力でいきます」と語った。

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