【近本一問一答】一番印象的な安打「1本目」

 1回、154安打を達成し、ファンの声援に帽子を取って応える近本
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 「阪神0-8ヤクルト」(19日、甲子園球場)

 歴史の重い扉をこじ開けた。阪神のドラフト1位ルーキー・近本光司外野手(24)がヤクルト戦の初回に右前打を放ち、1958年に長嶋茂雄(巨人)が作ったセ・リーグ新人安打記録を61年ぶりに塗り替えた。以下、近本との一問一答。

  ◇  ◇

 -スタンドからの歓声がすごかった。

 「いつもヒットを打った時に歓声を頂くんですけど、いつもとは違う感じがした」

 -ここまでで、一番印象に残っている安打は。

 「開幕戦で打ったヒットです。1本目というのはいつまでたっても覚えています。今日、抑えられた小川さんから打ちました」

 -ここまで好不調の波もあった。

 「いい時もあれば、悪い時もある。悪い時は何をしても悪いようになると思うので、そういう時に自分の大事な部分というのをできるだけ、失わないようにと思っています」

 -新人王と盗塁王の獲得が現実味を帯びてきた。

 「どうなるのか分からないですけど、自分のできることをやっていきたいです」

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