藤浪 来季“復肩”誓った!25日2軍で今季ラスト登板へ

 2軍調整中の阪神・藤浪晋太郎投手(25)が23日、1軍が残り4試合となった段階で「昇格は(残りの)ゲーム数的に厳しい」と現在、自身が置かれている状況を冷静に分析した。今季、1軍登板はわずか1試合で勝敗なし。プロ7年目で初めてシーズン未勝利が確実となった。

 到底、納得できる数字ではない。「(今季は)1試合で0勝ということで良かったとは言えないですが、自分と向き合う時間も長かったので来年につなげていけたら」。もう一度、1軍のマウンドで躍動するために。ファームでの調整期間で、自らの足元を見つめ直す機会に恵まれたのも確かだ。

 実りある秋にしたい。首脳陣は10月7日から宮崎県で行われるフェニックス・リーグへの参加を検討。若手に経験を積ませることを目的とする同リーグ参戦で、“復肩”へのきっかけをつかませるなど、あらゆる可能性を探っていく。

 この日は鳴尾浜でダッシュやキャッチボールなどで調整した藤浪。今季公式戦最終登板は、25日のウエスタン・ソフトバンク戦(鳴尾浜)となる予定で「いい感覚を出せるように。ゲームを作りながら、いい感覚を」。“今季ラス投”で来年への道筋を見つけたい。

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