六回に3点追加 糸原適時打、梅野9号2ラン

6回、左中間に2ランを放つ梅野(撮影・高部洋祐)
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 「阪神-巨人」(24日、甲子園球場)

 阪神が1点リードの六回、糸原の適時打、梅野の9号2ランで3点を追加した。

 この回、先頭の大山が四球を選んで出塁。続く糸原は1-1から、バントの構えを見せたが、見逃し。ヒッティングに切り替えた5球目。進塁打を意識して外角の変化球を強引に引っ張った。

 「ミスの後だったので、なんとしてもつなぐ意識でした。抜けてくれて良かったです」

 打球はしぶとく一、二塁間を抜け、二走の大山が懸命の走塁で生還。リードを2点に広げると、中谷の犠打後、梅野だ。ここで投手が2番手の鍬原にスイッチ。その初球、真ん中低めの143キロを狙った。

 放物線を描いた打球は、そのまま左中間スタンドに到達。久々の一発は、8月20日・DeNA戦(京セラドーム)以来、チーム26試合ぶり。甲子園では6月20日・楽天戦以来、96日ぶり。また、プロ6年目で自身初の2桁本塁打にあと1とした。今季8号までの本塁打試合は7勝1敗。

 逆転CS出場に向けて、残り4戦全勝が絶対条件。負けられない戦いが続く中、大きな3点となった。

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