島本「弱点は分かっている」DeNA・筒香斬り宣言!通算11の0自信あり
「セCSファーストS・第1戦、DeNA-阪神」(5日、横浜スタジアム)
あふれる闘志を力に変える。阪神の島本浩也投手(26)が3日、CSファーストSで対戦するDeNA・筒香封じを宣言だ。今季の対戦成績は5打数無安打、通算でも11打数無安打3奪三振と文句なしのキラーぶり。相手の主砲を抑え、チームに流れを呼び込む覚悟だ。
育成出身の左腕にとって、初めて経験するポストシーズン。筒香について問われた島本は「今年はフォアボールを2つ出して研究されているのはあるけど、弱点は分かっている。自分の球さえ投げれば、いい結果になると思います」と自信をみなぎらせた。
敵地のマウンドも味方する。「好きな球場。マウンドの硬さ、傾斜がめちゃくちゃ好き」と語るように、今季、横浜スタジアムでは7試合に登板して防御率0・00と抜群の相性を誇っている。
今季はキャリアハイの63試合に登板し、4勝1セーブで防御率1・67。8月以降は21試合連続無失点でシーズンを終えるなど、チームを支えてきた。「これだけ投げられたのも、監督にチャンスをもらったからなので、喜んでもらえるように。胴上げできるように頑張りたいですね」と島本。恩返しの思いを白球に込め、全力で腕を振る。