藤浪 秋季Cで山本昌氏に教え請う フェニックスLでMAX158キロ、3戦連続0封

 6回から登板し、巨人打線相手に力強いボールを投げ込む藤浪
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 「フェニックス・リーグ、阪神6-0巨人」(14日、サンマリンスタジアム)

 偉大な先輩投手からの教えを現状打破につなげる。阪神・藤浪晋太郎投手(25)が14日、安芸の秋季キャンプで臨時コーチとして招かれる予定の中日OB・山本昌氏(54)から受ける指導に胸を躍らせた。

 「もちろん、すごい方なので、いろいろと話を聞いてみたいなというのはあります」。今季1軍では1試合のみの登板で0勝。悔しいシーズンに終わっただけに、レジェンド左腕の言葉を来季の巻き返しにつなげたい。

 この日はみやざきフェニックス・リーグの巨人戦(サンマリン)に六回から2番手で登板。最速158キロの直球とカットボールで組み立て、三者凡退に抑えた。求めているフォームの再現性についても「いい感じに投げられている」とうなずいた。

 15日・日本ハム戦(清武第二)も中継ぎで登板する予定で“連投テスト”が行われる。17日からの第3クールでは、回またぎなどの登板も濃厚でイニングを増やしていく見通しだ。連投に向け「やることは変わらないと思います」と姿勢を崩すつもりはない。

 ここまで3試合連続無失点と“復肩”への階段を上りつつあるだけに、今後の取り組みが来季の活躍へのカギとなる。キャンプでは山本昌氏の力も借り、つかみつつある手応えをよりよいモノに磨いていく。

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