ジョンソンに複数年契約用意 流出阻止へ球団幹部「見合った条件を」
阪神が残留交渉中のピアース・ジョンソン投手(28)に対して、複数年契約を提示する用意があることが30日、分かった。
球団幹部は「それなりに見合った条件を考えています。いろんなバリエーションがあるので、複数年(契約をする可能性)もゼロではないです」と説明。絶対的セットアッパーの流出阻止に向けて、条件面でさまざまプランを用意していることを明かした。
ジョンソンは来日1年目から58試合に登板して2勝3敗40ホールド、防御率1・38を記録した。球団は来季も必要不可欠な戦力として計算。単年契約の助っ人にシーズン中から残留交渉を進め、球団幹部は「ジョンソンが決めてくれたら、すぐに契約したい」と話していた。
ただ、今季の投球は、米メジャー球団からも高く評価される内容だった。また、ジョンソンは10月に第1子が誕生し、家庭環境の変化もあった。そのため14日の帰国時には「来年のことは具体的に何も決まっていないので、何も言えない」と態度を保留させており、今後は流動的となっている。
球団はなるべく早い決着へ向けて契約年数はもちろん、金額面の上積みなどあらゆる手で残留への道を探っていく。
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