山本昌臨時コーチがいきなり藤浪を直接指導 身ぶり手ぶりで“昌塾”開講
2枚
「阪神秋季キャンプ」(1日、安芸)
秋季キャンプで臨時コーチを務める山本昌氏(54)=野球評論家=が、いきなり動いた。前夜にチーム宿舎に到着後は選手、関係者のほぼ全員の前でまずは講演会を実施。練習参加初日となったこの日、最初に声を掛けたのは悩める右腕だ。
キャッチボールが始まると、望月とコンビを組んでいた藤浪を呼び寄せて指導。直接、藤浪の腕をつかみながら、腕の振り方やリリースポイントを指導するだけでなく、チェンジアップの握りを勧めるなど、身ぶり手ぶりを交えて2人に付きっきりでのコーチングが行われた。
指導は他の選手がキャッチボールを終えた後もしばらく続き、ライト外野の芝の上で3人だけが残っての“昌塾”を開講。自らボールを投げて手本を示すなど、熱心な指導がいきなり行われた。さらに、その後は大山にスローイング指導を行うなど、積極的に動いている。