藤浪“マサの教え”チェンジアップ復習42球 金村コーチ「いい感覚をつかんでいる」

 チェンジアップの握りで動作を確認する藤浪
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 「阪神秋季キャンプ」(2日、安芸)

 阪神の藤浪晋太郎投手(25)が、個別練習で自主的にブルペン入りして62球を投げた。1日に山本昌臨時コーチ(54)から指導を受けたチェンジアップを42球連続で投げて、レベルアップに励んだ。

 午後からの個別練習。サブグラウンドでキャッチボールをしていた右腕が、3日連続となるブルペンへと向かった。捕手を座らせて直球を6球投げた後、チェンジアップを42球も続けた。時折、うなずきながら納得した表情を見せる。最後は直球を14球投げて締めくくった。

 1日には同臨時コーチから右打者の内角へチェンジアップを投げるようアドバイスされ、手首を立てるイメージも伝えられていた。ブルペンでの投球後は「特に変わりはないです」と話すにとどめたが、前日を復習する62球となった。

 通算219勝左腕からの指導は、藤浪に大きな影響があったようだ。金村投手コーチは「キャッチボールから意識高くやっていたし、いい感覚をつかんでいるので、それを続けてやってほしい」。新たな引き出しを得た右腕の姿に目を細めた。

 この日は仕事で練習に参加できなかった山本昌臨時コーチは、3日は安芸で指導する予定。藤浪は“復習ブルペン”で感じた思いをぶつけ、新たなヒントをつかみに行く。

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