虎投に失策撲滅令 今季0の西に続け!拙守返上へ福原コーチ本気

 「阪神秋季キャンプ」(6日、安芸)

 阪神の福原投手コーチ(42)が、投手陣に対して“失策撲滅指令”を出した。今季、チーム別の投手失策数は12球団ワーストの15。南国・安芸の地で地道な守備練習を繰り返し、汚名返上を目指していく。

 12球団トップの防御率3・46を収めた今季の猛虎投手陣。一方で守備面のほころびはきっちり数字として表れた。福原コーチは「守備の面でも、やっていかないといけないことがある。スローの方だと思うから」と課題を指摘。ゴロやバント処理後の送球ミスをなくすことは勝利を目指す上で重要となる。

 この日午後、サブグラウンドでは投手陣12人が3組に分かれ、ゴロ捕球、ペッパー、アメリカンノックと1カ所20分でローテーションする特守を実施。厳しいメニューを終えた今季3失策の青柳は「僕の場合は(今季)送球エラーが負けにつながっていた。当たり前ですけど大事なこと」と重要視した。

 チームでは、今季無失策の西がゴールデングラブ賞に輝いた。他の投手陣にとって模範となる存在でもある。「自分で自分を助けることも多い」と福原コーチが話すように“9人目の野手”としての姿勢は自身とチームにとってプラスに作用する。各自が守備への自信を深め、来季は不名誉な記録からの脱却を図る。

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