矢野監督 藤浪の実戦に期待!16、17日の紅白戦に登板か「どんどん投げて」
「阪神秋季キャンプ」(13日、安芸)
阪神の矢野燿大監督(50)が13日、藤浪晋太郎投手(25)に「投げられるのであれば、どんどん投げていけばいい」と、秋季キャンプで16、17日に予定されている紅白戦での登板を期待した。
藤浪は今キャンプで山本昌臨時コーチの指導を受け、リリースの安定感が増すなどブルペンでの投球が大幅に良化。本人も「これから相談してからになりますが」としつつも、紅白戦での登板に意欲を見せている。
「バッターがどういう反応をするかというところでしか分からない部分がある。実戦で投げると、そういうところがよく分かるんでね」。そう話した指揮官は秋季キャンプ終盤に実戦で投げることの意義も説明する。「シーズンオフに入る中で、どういうところをしっかりやっておけばいいとか、投げることもトレーニングも含めて見えてくる」
今季プロ入り後初の未勝利に終わった藤浪。“昌塾”での成果をしっかり示して、2020年の逆襲へとつなげたい。