藤浪 おかわりブルペンで準備OK!さあ総仕上げ 17日紅白戦へ
「阪神秋季キャンプ」(16日、安芸)
阪神の藤浪晋太郎投手(25)が17日の紅白戦で今年最後の実戦登板に臨む。2イニングを投げる予定で、16日は2日連続となる一日2回のブルペン入りで準備を整えた。
午前はブルペンで58球。午後は個別練習で“おかわりブルペン”に入り、100球を投げた。「もう少し投げたかったので。リリースはよかった」。計158球を投げ、納得した形で確認作業を終えた。
今秋キャンプは山本昌臨時投手コーチの指導を受け、制球力向上など課題克服に取り組んできた。今年最後となる打者相手の投球では、来季へ向けて総仕上げを図る。
金村投手コーチは「ブルペンでしっかり投げられるところまで来られた。それが次は打者にできるか。最後はいい終わり方ができれば」と期待を寄せた。
藤浪が秋季キャンプ中の紅白戦に登板するのは、17年11月9日以来、2年ぶりだ。今季はプロ7年目で初の未勝利に終わった右腕。ラスト登板は内容にも結果にもこだわる。