糸原 リハビリ経過良好アピール打「ちょっとクルクルまい」
「阪神秋季練習」(16日、鳴尾浜)
阪神の糸原健斗内野手(27)が16日、鳴尾浜でシート打撃に参加した。久しぶりの打席に「ちょっとクルクルまいしていましたね」と照れ笑いしたが、谷川から1安打と2四球を選んだ。右大腿(だいたい)部後方の筋挫傷からのリハビリ経過も良好をアピールだ。
CS以来の実戦形式だった。安芸キャンプではこの日、紅白戦が行われるなど、ライバルたちは実戦漬けの日々。そんな中、糸原は来年2月の春季キャンプに照準を合わせた。
「春に向けて、マシン打撃だったりをして、速い球を打つという課題を克服したい」
安芸よりも少人数のため、コーチと二人三脚での弱点克服が可能。シート打撃でも6打席立ち、その後の特打は一人で黙々と打ち込んだ。己と向き合う秋へ。糸原は一人、鳴尾浜で鍛錬を積む。