紅白戦、6回で両軍5失策…球場からため息 今季12球団ワースト
「阪神紅白戦」(17日、安芸市営球場)
今年最後の紅白戦で失策が相次いだ。6イニングの特別ルールで行われ、両チーム合わせて5失策を犯した。
四回1死二塁は三遊間のゴロをさばいた白組の遊撃・熊谷が一塁へ悪送球。四回1死一塁では二盗阻止を狙った紅組・片山の送球がそれた。
終盤も失策が続いた。六回2死一塁では、白組の一塁・藤谷が鋭いゴロを“トンネル”する失策を犯す。
六回1死二、三塁では、紅組の遊撃・小幡が適時失策を犯した。前進守備で三遊間のゴロを逆シングルで捕球しようとしたが、後逸してしまった。
さらに同1死一塁では、紅組の三塁・大山が一塁へ悪送球。連続失策に球場からはため息が漏れた。
阪神は今季、12球団ワーストの102失策を犯した。今秋キャンプでは課題克服に向けて、各自が早出練習や、個別練習で特守に取り組む姿があったが、この試合では結果が伴わなかった。