ジョンソン流出危機「NPBならタイガース」も…メジャーと2択 残留交渉長期化へ

 阪神の谷本修球団本部長(55)が26日、残留交渉中のピアース・ジョンソン投手(28)を保留者名簿から外す可能性を示唆した。提出期限の30日を前に「ルールはルールなんで」と同名簿から外さざるを得ない交渉状況であることを明かした。同名簿に記載されなかった場合は自由契約となるが、今後も粘り強く交渉を継続していく。

 谷本球団本部長は25日に「今週中に決着をつけたい」と前向きに話していたが、雲行きが怪しくなってきた。「メジャーから声がかかるのであれば、タイガース以上の条件が出てくることもあり得るんだと思います」。ジョンソンが米球界のオファーを精査しているため、結論が長引いていることを明かした。

 ただ、日本の他球団に流出する可能性はない。ジョンソンは「NPBならお世話になったタイガース」と阪神へ返答しており、結論はメジャー復帰か阪神残留の二択となった。

 米国では12月上旬にウインターミーティングが開催される。ジョンソンが新たなオファーを待ち、決断は同会議後になることも考えられる。谷本球団本部長は「待つことになるんじゃないかと思う」と長期化も覚悟して交渉を続けていく。

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