ジョンソン&ドリス 阪神保留者名簿外れる…提出期限も進展なし 残留へ全力尽くす
阪神の谷本修球団本部長(55)が29日、ピアース・ジョンソン投手(28)、ラファエル・ドリス投手(31)との残留交渉に進展がないことを認め、すでに退団が決まっている鳥谷敬内野手(38)らを含め「(保留者)名簿から外すことになると思う」と明かした。
30日に提出期限を迎える球団の保留者名簿から外れると自由契約扱いとなる。昨年は同じ手続きを経て自由契約となったドリスと再契約しており、球団は公示後も2人と粘り強く残留交渉を続けていく方針だ。
同本部長は「あくまでジョンソン、ドリスを最優先でやっていきます」とした一方で、「有事の際に備えながらという意味では同時(進行)かも。メジャーも含めて自由(契約)になった選手は調査の対象です」と発言。交渉が決裂した場合に備えて「あらゆる可能性を探っていかないといけない」と他球団の保留者名簿から外れた外国人も含めて、動向を注視していく方針を明かした。
すでにソフトバンクから今季7勝5敗のミランダの退団が決定。他にも18年に13勝2敗の好成績を残し、ロッテの退団が決まっているボルシンガーらがいる。今季の中継ぎ陣を支えた2人の流出という最悪のケースを想定しながら動いていく。
関連ニュース

編集者のオススメ記事
阪神タイガース最新ニュース
もっとみる阪神 平田2軍監督がドラ5・佐野を絶賛「見事。もう言うことない」プロ初4安打など記録ずくめ
敗戦の阪神・藤川監督 八回の攻防に言及「ハーン投手にうまくやられたなというところ」
阪神 わずか2安打完封負けで開幕3連勝ならず 門別は五回途中2失点で初黒星
阪神 ドラ1伊原が2回無失点デビュー 味方の拙守をカバー
阪神 ドラフト1位・伊原がプロ初登板で2回無失点 思わぬピンチ招くもモンテロを三振斬り 落ち着き払ったマウンドさばき
阪神 門別は五回途中8安打2失点で降板 プロ初勝利はならずも粘りの投球で試合を壊さず
阪神スタメン プロ初勝利へ高卒3年目・門別が先発
【井川慶氏の眼】阪神・富田の4回交代に見えた藤川監督ならではのマネジメント シーズントータルで計算しているからこそ