ドラ3及川 西武・森に挑戦状 中学時代TV企画で対戦も中前打「悔しかった」

 投球の構えを見せる及川
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 阪神の新人選手入団発表会が2日、大阪市内のホテルで行われ、ドラフト3位・及川雅貴投手(18)=横浜=が、西武・森友哉捕手(24)に挑戦状をたたき付けた。誓ったのはストレート勝負の奪三振。パ・リーグMVP選手から、真っ向勝負で空振りを取る決意だ。

 背番号「37」のユニホームに心を躍らせた。「今までは見る側でしたが、見られる側になった。ワクワクしますね」。目指す理想像はマリナーズの菊池雄星。「世界で活躍できるように」と壮大な目標を掲げた男が、リベンジを心に秘める。

 「2ストライクまで追い込んだんですが、直球かスライダーで迷って。高めに浮いた変化球を打たれました」

 “スーパー中学生”として、テレビの企画で中日・平田、西武・森と対戦。森には痛烈な中前打を浴びた。「悔しかった。今度はストレートで空振り三振に抑えたい」。球団の左腕では江夏、井川、能見らが手にした奪三振王のタイトル。虎のドクターKを目指し、現在は「太く、強く」と下半身強化に励む。

 横浜では甲子園に3度出場。スターぞろいとなった同期の中、最多の出場回数を誇る。だが、2年夏の3回戦進出が最高成績。「悔しい思い出が多い。その悔しさを晴らしたい」と前を向く。数字で掲げる目標は2桁勝利。雪辱の舞台となる聖地で、因縁の相手となる森との対戦を夢見る。

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