阪神・島本が約4・4倍大幅アップに「ビックリ」 自己最多63試合登板評価
阪神の島本浩也投手(26)が4日、兵庫・西宮市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、2850万増の3700万円でサイン。今季推定年俸850万円から、約4・4倍の大幅昇給となった。今オフここまでチーム最大のアップだった前日の守屋(700万円→2300万円)を超える昇給を勝ち取った(金額は推定)。
「思っていたより多かったのでビックリ。60試合以上登板、防御率(1・67)と本当によくやってくれたと言われました」。2014年シーズンまで育成契約で、年俸300万円だった男は球団の評価に感謝し、笑みを浮かべた。
昨季は1軍で1試合のみの登板だったが、高卒9年目の今季は自己最多だった16年の23試合を大幅に更新する63試合に登板。4勝0敗、1セーブ、11ホールドをマークし、防御率は驚異の1・67とリリーフ陣の屋台骨を支えた。
シーズン後の10月末には左肘のクリーニング術を受けた左腕は「春のキャンプまでにはしっかり投げられるように。来年はホールド数を倍以上にしたい」と、来季は“勝利の方程式”入りを目指すことを誓った。
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