高山 ソフトバンク内川から“割り切りのススメ”雑念排除で安打量産だ
阪神の高山俊外野手(26)が7日、ソフトバンク・内川から受けた“割り切りのススメ”を、来季の打撃に生かすことを誓った。6日に大阪市内で行われた「ミズノブランドアンバサダーズミーティング」で内川に自ら助言を求めた高山。「チャンスがあれば、聞きたいと思っていた。生かしていきたい」と意気込んだ。
助言の内容を内川が明かす。「ミスをする時は余計な力が入る。それをどうやってなくすかと言えば、なくせない。だったら最初から打つ方向を決めちゃうとか」。引っ張るか流すか、打球方向を決めれば「それを一生懸命やるから、余分な意識が入らないんです」と意図を説明した。
甘い球が来ると、過度に意識してしまうことがあると自己分析した高山。「(内川は)甘い球を簡単に打つ。それって僕にしてみれば難しくて」と言うだけに、貴重なヒントとなった。球界屈指の安打製造機から授けられた“雑念排除”の極意を実践し、レギュラーを奪取する。