阪神の糸井嘉男外野手（３８）が１１日、兵庫・西宮市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸４億円プラス出来高払いでサインした。会見では今季の振り返りや、来季に向けた抱負を口に。その後、現役復帰を目指すことを宣言した新庄剛志氏（４７）について問われると、「いけるんちゃいますか！？」と活躍に太鼓判を押した。（金額は推定）

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　新庄氏とは日本ハム時代、先輩後輩の間柄。日本ハムには２００７年の同期入団でもあった。「鋼のような肉体ですし、ずっとカッコいいなと思っていたので。身体能力がすごい」と間近で見てきた後輩として、衰え知らずの肉体を証言した。

　会見では手術した左足首の状態を問われ、「ケガする前と比べると９８％。２％足りない」と言いい、「（２月には）１０２％で行きます！」と笑わせた。「いろんなものをジャッカルしたい」など、流行のラグビー用語で、優勝を“奪いとる”覚悟を明かし、最後には「やっぱり優勝を目指したい。１年間、戦力として活躍できるように。それが一番の目標です」と引き締まった表情で、来シーズンのフル回転を誓っていた。