大砲ボーア獲得を正式発表 メジャー通算92本塁打、おにぎり大好き
阪神は14日、前エンゼルスのジャスティン・ボーア内野手(31)と来季の選手契約を締結したことを発表した。1年契約で年俸250万ドル(約2億7500万円)今季、得点力不足に泣いた矢野阪神にとっては待望の大砲獲得となった。(金額は推定)
同内野手は左打ちのスラッガー。今季はメジャー52試合の出場で打率・172、8本塁打にとどまったものの、3Aでは49試合の出場ながら打率・316、17本塁打をマークしている。また17年シーズンには25本塁打を放つなど、大リーグ通算92本塁打を誇る。
ボーアは球団を通じて「昨シーズンのオフに阪神タイガースから熱心に誘っていただいて以来、私の尊敬するイチロー選手や、今年チームメートだった大谷選手からも、日本の野球に関する情報をいろいろと教えてもらい、日本でプレーすることを真剣に考えていました。今年も阪神タイガースからオファーをいただいたことで、日本でプレーすることを決めました。来日したらすぐにコンビニに立ち寄って、ツナや照り焼きチキン入りのおにぎりを買っていると思います。まずは、キャンプでチームメートからいろいろと教えてもらい、早くチームの一員として認められるように頑張っていきたいと思っています。ファンの皆さん、応援よろしくお願いします」とコメントした。
今季の阪神の得点数は12球団ワーストとなる538得点。セ・リーグトップの巨人が663得点をたたき出しており、得点力不足は明白だった。得点力アップを掲げる阪神。ボーアは打線の軸として期待が高まる。