ジェリー・サンズ外野手獲得…韓国打点王 米マイナー180発「打点稼ぎ貢献したい」
阪神は20日、今季の韓国リーグで打点王に輝いたジェリー・サンズ外野手(32)と来季の選手契約を締結したことを発表した。1年契約で年俸110万ドル(約1億2000万円)(金額は推定)。
サンズは身長193センチ、体重102キロを誇る右の大砲。米国出身で2008年のドラフトでドジャースから指名され、11年にメジャー初デビュー。メジャーでは通算打率・218、10本塁打の成績を残し、18年から韓国リーグに移籍した。
韓国では18年に打率314、12本塁打をマーク。今季は同・305、28本塁打を記録し、113打点を稼ぎ出し打点王に輝き、所属するキウムの韓国シリーズ進出に貢献している。
阪神は夏の韓国視察時から同外野手をマーク。左の大砲・ボーア内野手に続き、右の強打者を新たに獲得したことになる。来季は残留が決定済みのマルテを含む3人の助っ人野手が所属することになった。
サンズは球団を通じて「阪神タイガースとの契約が完了しうれしく思っています。米国のマイナーで同僚だったジョンソン投手から阪神タイガースで素晴らしい時を過ごしたと聞いていました。来季、優勝するためには得点力を上げることが必要だと聞きましたので、打点を稼いで貢献したいです。外野と一塁を守っていたので、チームから求められたポジションでベストを尽くします。阪神タイガースのファンの方々の熱狂的な応援は既に映像で確認しており、今から阪神タイガースのユニホームを着てプレーをすることに気持ちが高ぶっています」とコメントを発表した。