落合氏 サンズは守備や走塁も常に全力 チャンスに弱くない
阪神は20日、今季、韓国リーグで打点王に輝いたジェリー・サンズ外野手(32)と、来季契約を締結したことを正式発表した。元中日投手の落合英二氏がサンズの印象を語った。
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今年の韓国リーグはボールが飛ばなくなって、本塁打が減少傾向にあったんですよ。サンズも86打数12本塁打だった昨年から割合は減りましたけど、それでも28本打ちましたもんね。
対戦相手として見た中で一番感じたのは、チャンスに弱くないということと、なにより一生懸命走るということですね。守備も走塁も常に全力でやっていたという印象が強く残っています。
低めの変化球に手を出すという外国人打者特有の傾向もありますが、それでいてサンズは右方向にもヒットが打てるので、いいバッターだと思いますよ。(サムスンライオンズ2軍監督・落合英二氏)