中継ぎ右腕エドワーズ獲得を発表 阪神来季開幕は過去最多外国人8人体制に
阪神は21日、ジョン・エドワーズ(31、インディアンス3A)と来季の選手契約を締結したことを発表した。1年契約で80万ドル(約8800万円)。19日に獲得を発表したスアレス(元ソフトバンク)に続く中継ぎ投手の補強で、退団するジョンソン、ドリスの代役候補を整えた。(金額は推定)
同投手はアメリカ出身の右腕。196センチの長身から、150キロを超える直球を投げ下ろし、スプリット、カーブを交えた投球で三振も奪えるタイプだ。メジャー通算49試合はすべて救援で2勝0敗、防御率3・67の成績。2006年にカージナルスにドラフト指名された時は外野手での指名だった。また、14年オフには精巣がんの摘出手術を経験している苦労人でもある。
エドワーズは球団を通して「日本で新たな人生の1ページが始まると思うと非常にワクワクしています。藤川選手につなぐ役割を全うして、阪神タイガースの優勝に貢献します」とコメントを発表した。
矢野監督は「短いイニングをしっかり抑えてもらえるようなピッチャーになると思う。タイプ的にはジョンソンに似ているイメージ」と話し、今季の中継ぎ陣を支えたジョンソン、ドリスの代役として期待を寄せる。
阪神は今オフにボーア、サンズの左右の大砲、先発候補のガンケル、そして中継ぎ候補のスアレス、エドワーズと新助っ人を次々と獲得。これで外国人の補強は打ち止めとなる予定で、残留が決定したマルテ、ガルシア、呂を含めた、球団史上最多の8人体制で開幕を迎えることになる。
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