シーツ氏&ジェフ氏が宜野座C帯同 球団最多の開幕助っ人8人体制に強力サポート

 阪神・谷本修球団本部長(55)は23日、来年2月の1軍宜野座キャンプにアンディ・シーツ駐米スカウト(48)とジェフ・ウィリアムス駐米スカウト(47)が帯同することを明かした。新たに5人の外国人選手が加入し、球団史上最多の開幕8人体制で臨むため、サポート役として期待を寄せる。

 球団史上初の開幕外国人8人体制だからこそ、準備に抜かりはない。特に5人の新外国人にはスムーズに日本になじみ、力を発揮してもらうためにも万全の受け入れ態勢を整える。谷本球団本部長が明かしたのはシーツ、ウィリアムス両氏の宜野座帯同プラン。優良助っ人として活躍した2人にサポート役を任せる。

 「2月の中旬には2人ともそろう形で、新しくやって来る外国人のサポートをしてもらおうかなと」

 シーツは05年、ウィリアムスは03、05年とリーグ優勝に貢献し、現在は駐米スカウト。共に選手時代はプレー面の実績だけでなく、まじめな性格でも信頼を集めていただけに、今回の役割は適任といえる。スカウト転身後の2月のキャンプ参加は初めてだが、谷本本部長は「(新外国人との)橋渡し役ですね」と期待を寄せた。

 「こちらの習慣とか。あとは配球とかですね。戸惑う部分があるでしょうから。練習(のスタイル)もそうでしょうし。彼らのサポートというか、そばにいるというだけで安心できると思うので。アメリカ出身の選手がこれだけそろうということが珍しいので」

 矢野監督は「(外国人は)キャンプは1軍やろ。ルー君(呂彦青)はまだあれやろうけど」と方針を明かした。呂彦青を除き、マルテ、ガルシアに加えて新外国人のボーア、サンズ、ガンケル、スアレス、エドワーズの計7人を宜野座スタートにし、実戦で試しながら力を見極める考えだ。

 「(外国人選手を)把握するための時間は必要になってくるし。実戦も早めに出るような形になるのかなっていうのは想像してるけど」と矢野監督。共に戦ったシーツとウィリアムスの存在は何とも頼もしい限り。優勝に向け、プラス効果ばかりの大きな一手となりそうだ。

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