阪神 五輪選手に関わったメンタルトレーナーを招へい!若虎に五輪魂注入だ!

 “五輪メンタル”吸収や!阪神が新人ら若手選手の心理面の成長を目的に、メンタルトレーナーとして大阪体育大教授でスポーツ心理学専門の土屋裕睦氏(55)を招へいしたことが20日、分かった。五輪代表選手らに関わった土屋氏から“金の卵”が飛躍のきっかけをつかむ。

 五輪代表選手らに関わったメンタルトレーナーが若虎の力になる。ロンドン五輪で銀メダルを獲得した福原ら卓球女子団体をサポートした土屋氏を招へい。この日、取材に応じた谷本修球団本部長(55)は「オリンピックの選手も指導されたみたい」と手腕に期待する。

 スポーツ心理学観点から成長を促す。「最初にメンタルの柱というか。きっちり向き合う姿勢を身につけてもらうと今後も変わる」と谷本球団本部長。特に取り組んでほしいのは新人8選手。プロ入りと同時に着手することに意味がある。

 既に若虎に向けた“授業”は開催されていた。現在、新人合同自主トレが実施されている中、13&19日に虎風荘で土屋氏が選手に講義。同席した谷本球団本部長も「(選手の反応は)好評でした。役に立ったと思う人って聞いたら、みんな手を挙げてました」と効果を実感している。

 土屋氏の講義は1月中に再度行われ、春季キャンプでも実施される。シーズンに入っても月1度のペースで行われる予定で、谷本球団本部長は「キャンプを超えてやる」と継続する重要性を強調した。

 指揮官の考えにも通じる。未来で実現したいことを常にイメージしたり、先に喜んだりすることで現実を引き寄せる「予祝」の考えを実践している矢野監督。土屋氏の教えも同様で、谷本球団本部長は「(矢野監督が)おっしゃっていることと近い。思っていることは実現する(という考えは)」とうなずいた。

 思いを言葉にして悲願を成就させる。矢野監督はこの日、ABCの情報番組「おはよう朝日です」に出演。その際に「日本一になります。2020年11月15日第7戦、タイガース日本一になりました」と未来を見据えた。“五輪メンタル”でたくましくなる選手と必ず、歓喜の瞬間を共にする。

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