阪神新外国人エドワーズ「興奮している」苦労人は方程式入り期待 入団会見
阪神の新外国人、ジョン・エドワーズ投手(32)=前インディアンス傘下3A=が、同じく新入団とジョー・ガンケル投手(28)=前マーリンズ傘下3A=とともに、兵庫・西宮市内の球団事務所で入団会見を開いた。
「本当に興奮しています。阪神タイガースの一員として、チームの勝利に貢献できる様に頑張っていきたい」
紺色のスーツ姿で会見に登場したエドワーズは、笑みを交えながら話し始めた。背番号は42。メジャー通算49試合の登板がすべて救援で、2勝0敗、防御率3・67。196センチの長身から、150キロを超える直球を投げ下ろし、鋭い変化球を交えた組み立てで三振も奪えるタイプだ。
昨季の中継ぎ陣を支えたジョンソン、ドリスが抜け、守護神・藤川への継投パターンの再編が強いられる。「自分が任された役割を全うしたい。藤川投手ともアメリカで少しプレーできた時に、日本の野球のことを聞いていた。スライダーと力のあるストレート。強みを生かして、日本で活躍できるように頑張っていきたい」と、方程式の一角を担う覚悟を口にした。
2006年、カージナルスにドラフト指名された時は外野手での指名。また14年オフには、精巣がんの摘出手術を経験している苦労人。「本当に困難を乗り越えて日本に来ることができた。これも何かの縁。日本でいろんなことを学んでいくことが、自分の人生の中で最適な選択だと思っている」と話し、日本での活躍を誓っていた。