阪神・スアレス 160キロ超え復活目指す!日本語で決意「ガンバリマス」
虎の速球王が強力リリーフ陣に殴り込みだ!阪神の新外国人、ロベルト・スアレス投手(28)が29日、西宮市の球団事務所で入団会見を行った。谷本球団本部長は「タイガースのブルペンの救世主に」と期待を込め、助っ人右腕も160キロ超えに意欲を示した。
「去年の最後の試合でも158~9キロは投げられていたので、超えられるように。100パーセントの真っすぐを投げられるよう努力したい」
自己最速の161キロは、ソフトバンクで58試合に登板した16年の話。17年4月にトミー・ジョン手術を受けた。ただ、昨年は159キロを投げられるまで回復しており、完全復調が期待される。
ジョンソンやドリスに代わるリリーバー候補だ。「前のチーム(ソフトバンク)ではリリーバーの方が活躍していたという印象もあると思う。そこでやっていくことはもちろんだと思いますが、言われたところで活躍することが大事」とチームのために貢献したいとの思いが強い。
会見の最後には日本語で「ワタシハスアレスデス。ヨロシクオネガイシマス。ガンバリマス」と流ちょうに話す姿も。背番号75の縦じまのユニホームに身を包み「かっこいい」と目を輝かせた。もう鷹ではない。虎の意識が備わった助っ人がマウンドで牙を研ぐ。