阪神・エドワーズ 代打イケマス!さすが元外野手、室内打撃で豪快スイング
「阪神春季キャンプ」(3日、宜野座)
新外国人のジョン・エドワーズ投手(32)=前インディアンス傘下3A=が、室内練習場でマシン打撃を行い、豪快なスイングを披露した。米国ではプロ入りした06~11年まで、マイナーなどで外野手としてプレーした経験を持ち、シーズンでも打席に立つことを志願した。
196センチ、108キロの巨体から繰り出すスイングは力強い。空振りが多かったが、捉えた打球音は野手と遜色なかった。「まだ鈍ってはなかったかな。タイミングが全然合わなかったけど、それが良くなっていけば面白いかな」と胸を張った。
今季はセットアッパーとして期待されており、現実的に打席に立つチャンスは少ない。それでも打者としてのプレーにも意欲的だった。「(登板後に)同点になった時や、回またぎで投げないといけない時に貢献できるかな。延長十二回に野手がいなくて、打つ人が必要だという時に使ってくれるかも(笑)」と異例の志願だ。
矢野監督は貪欲な姿勢を歓迎。「冗談で言ったんだけど、『ピンチヒッターあるぞ』って。そこが小さなモチベーションになるならプラスになる。いいんじゃない?どんどんやってくれたら」とやる気を買った。阪神の外国人投手では03年のリーグ優勝に貢献したムーアも打撃が得意だった。エドワーズのバットも優勝へのポイントになるかも!?