阪神は７日、新型コロナウイルスの感染を予防するため、キャンプ地でのジェット風船を使用した応援を自粛してもらうことを発表した。

　球団は「新型コロナウイルスの感染拡大、国・県から感染予防、防止に関する通達が出ている事に伴い、株式会社阪神タイガースは、今月かりゆしホテルズボールパーク宜野座（宜野座村野球場）及び安芸市営球場で開催する練習試合において、ジェット風船を使用した応援を自粛いただく事といたしますのでお知らせします」と、通知。１軍の宜野座だけでなく、２軍の安芸でも同様の対応を取るとした。

　主催ゲームだけでなく、敵地についても記述。ファンへ向けて、「なお、沖縄県及び高知県内各地で開催予定のビジターでの練習試合及びオープン戦においても、タイガースファンの皆さまにおかれましては、ジェット風船を使用した応援はお控えいただくようご協力の程お願いいたします」と要請した。阪神では、七回の攻撃前などにジェット風船を飛ばす応援が“名物”として知られる。

　阪神の対外試合は８日、北谷での中日戦からスタート。宜野座では９日に日本ハム戦が予定されている。