3番サンズ、4番ボーア、5番大山 広島戦で矢野阪神20年版クリーンアップテスト

 「阪神春季キャンプ」(14日、宜野座)

 阪神の新外国人、ジャスティン・ボーア内野手(31)=前エンゼルス=が、自身初の対外試合出場となる15日の練習試合・広島戦(宜野座)に「4番・一塁」で先発する。3番はジェリー・サンズ外野手(32)、5番は大山悠輔内野手(25)の並びで、20年版クリーンアップがテストされる。

 ボーアはここまでの実戦形式で、2本塁打を含む5打数4安打。「とにかく楽しみ。早く試合に出たい」。この日のフリー打撃ではエドワーズとは対戦せず、打撃投手を相手に振り込んで最終調整を終えた。すでに“予告ホームラン”を宣言している助っ人。予定の2打席で有言実行を狙う。

 守備では一塁に入る予定だが「サプライズ!!ショートを守るかもしれないし、ピッチャーをやるかもよ!?」と得意のジョークをかまし、上機嫌で帰途に就いた。

 3番・サンズはDHで先発する。「順調にきているし、楽しみだよ」。ボーアと同じく2打席に立つ予定だ。

 井上打撃コーチは例年より早い開幕に合わせて、早期の対外試合出場を果たす2人に対して「同じリーグの対戦だし、(球筋などを)記憶の片隅におけるのはいいと思う」とした。チーム浮沈のカギを握る両外国人が、シーズンへ向けて本格的なスタートを切る。

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