阪神藤浪 2イニング目に暴投、四球でピンチ招くも1失点でしのぐ
「練習試合、阪神-楽天」(16日、かりゆしホテルズボールパーク宜野座)
阪神・藤浪晋太郎投手が今年2度目の実戦登板に臨んだ。1点ビハインドの四回から3番手で登板。「藤浪、頑張れ~!」。ファンの大声援を受けて、マウンドに上がった。
1イニング目の四回は先頭・小郷を152キロで遊飛。続く代打・岡島も150キロで中飛に打ち取った。続く小深田にはカットボールを中前に落とされた。続く1番辰己の打席では一塁けん制を続けるなど、走者を警戒して最後はカットボールで見逃し三振に斬った。
2イニング目の五回は先頭・山崎に149キロを中前にはじき返され、田中への6球目に二盗を許した。さらに暴投と四球で無死一、三塁とピンチを広げ、銀次の遊ゴロ併殺の間に失点。続くルーキー黒川は左飛に抑えた。
藤浪は9日の日本ハムとの練習試合(宜野座)で今年初登板初先発し、2回を無安打2四球無失点。最速157キロを計測し、復活への兆しを見せていた。