阪神・西OP戦も開幕投手 江夏氏も後輩に太鼓判
「阪神春季キャンプ」(19日、宜野座)
阪神・西勇輝投手(29)がオープン戦初戦となる22日の中日戦(北谷)でも“開幕投手”を務めることが19日、分かった。すでに3月20日のヤクルト戦(神宮)で開幕投手を務めることが決定しており、今後は逆算ローテで、週末に登板していくことが予想される。
この日、宜野座のブルペンで投手陣をチェックした江夏氏は「勝負事というのは出足が大事。雰囲気を経験済みなら安心できるんじゃないの」とオリックス時代に西勇が開幕投手を経験していることを確認し、不安がないことを強調。さらに「去年の勝ち頭か?その自信もあるだろうし、責任もあるだろうし、何よりも明るい子だもん、見とったら。あれは好感が持てるよね」と太鼓判を押した。
阪神では小山、メッセンジャーと並ぶ最多6度の開幕投手を務めた江夏氏から、お墨付きをもらった西勇。今季初の実戦登板となった18日の紅白戦では、1回4安打3失点と崩れたが、開幕まで4試合の登板を重ね、徐々に状態を上げていく。