阪神・藤浪 押し出し四球のち押し出し死球 2回3失点 MAX155キロも制球乱し課題

 5回、藤浪は押し出しの死球を与える(撮影・山口登)
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 「オープン戦、広島-阪神」(23日、コザしんきんスタジアム)

 阪神の藤浪は2番手で登板して、2回3安打3失点だった。41球を投げ、最速は155キロ。2イニング連続で失点を許し、2イニング目には制球を乱す場面もあり、課題が残るマウンドとなった。

 四回から今季3度目の対外試合のマウンドへ。四回は先頭の代打・野間に1ボールからの2球目、151キロを完璧に捉えられて右中間を破る二塁打を許した。続く代打・小園の一ゴロで1死三塁となり、4番・鈴木には3ボールからの149キロを中犠飛とされた。

 2イニング目となった五回は、先頭・ピレラには114キロのカーブを左前に運ばれ、続く安部にも152キロを右前に運ばれて無死一、三塁。坂倉は空振り三振に仕留めたが、高橋大にはこの試合初の四球を与えて1死満塁とされた。

 続く上本には押し出し四球。さらに野間には初球のカットボールを引っかけて押し出し死球を与え、スタンドは騒然となった。

 藤浪は9日の練習試合・日本ハム戦で対外試合に初登板して2回無安打無失点。2度目の実戦登板となった16日の同・楽天戦は3回3安打2失点だった。

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