阪神・スアレスが移籍後初先発で5回1失点 最速153キロ計測
「教育リーグ、阪神ー中日」(7日、鳴尾浜球場)
阪神のロベルト・スアレス投手(29)が、阪神加入後初先発で、5回8安打4奪三振1失点。最速で153キロを記録した。
「スタミナの部分で、球数を多く投げられて良かった。こうやって長く投げられるようにやっていきたい」
3者凡退でしのいだ二回と四回は、力強い直球で押してリズム良く投げ進めた。初回と三回は得点圏に走者を置いた場面から安打を許したものの、味方の好守もあって無失点。五回には1死満塁から中前適時打を許して1点を失ったが、なおも続いた1死満塁のピンチでは後続を打ち取って粘りを見せた。計76球の力投だった。
前回、1日のオープン戦・ソフトバンク戦では、2番手で3回1安打1失点。キャンプでは中継ぎとしての起用が検討されていた中、ソフトバンク戦以降は先発として調整を進め、この日を迎えた。
「しっかり練習していくだけ。準備して、チームの助けになれればと思っています」
なお、試合は五回を終えた段階で、阪神が原口の右中間への先制ソロ弾などで4ー1でリードしている。