阪神が逆転で4連勝 陽川殊勲!逆転3点二塁打 青柳8四死球、課題の失策も
「オープン戦、オリックス4-6阪神」(15日、京セラドーム大阪)
阪神が逆転勝ちで4連勝、オープン戦を7勝3敗2分けで終えた。
1点を追う七回二死満塁から、7番一塁で先発出場した陽川尚将内野手(28)が走者一掃の中越え3点二塁打で試合をひっくり返した。前日のオリックス戦でも逆転3ランを放っており、連日の猛アピールとなった。
大山悠輔内野手(25)は貴重な適時打を放ってアピールした。2点を追う五回、オリックス・田嶋の変化球を力強く振り抜くと、打球は三遊間を破る左前適時打。初回にイージーなゴロをさばき切れず適時失策した汚名返上。これで連続試合安打は「6」。この日は3四球も選び、計4度出塁した。
大山も前日には3号2ランを含む3打数2安打2打点。矢野監督も前日の試合後に「ずっと内容もいい。これが実力というか当たり前になってくれるところまできてくれるとうれしい」と称えていた。
一方で、先発の青柳は課題を残した。5回2/3を4安打4失点で降板。8四死球と制球に苦しんだ。
初回1死から福田に四球、吉田正に左翼への二塁打を許して1死二、三塁のピンチを招くと4番・モヤに先制の右前適時打を浴びた。大山の失策もあり3点を失った。四回には先頭のT-岡田から中堅左へソロ本塁打を被弾した。
育成ドラフト1位・小野寺暖外野手(21)=大商大=は9番右翼で先発出場。第2打席で左越えの二塁打となり、二塁上で満面の笑みを浮かべ、右手でガッツポーズを披露した。