阪神・エドワーズ、球児フォークに手応え セットアッパー候補に新兵器
阪神の新外国人、ジョン・エドワーズ投手(32)が17日、甲子園での全体練習で、新球・フォークの練習に取り組んだ。藤川にも助言をもらったことを明かし、開幕延期となった期間を有効活用して完全習得を目指す。
キャッチボール相手を務めた通訳が落差に驚き、難しそうに捕球した。「これ、いいなと手応えを感じている。藤川投手とはブルペンで話したりとか。そういうので研究はしている」。セットアッパー候補が守護神も操るフォーク習得へ着実に前進している。
米国時代には投げておらず、練習を始めたきっかけは興味からだった。「日本人はフォークボールとかスプリットを投げるのがうまいと思っていた。日本人投手から学べるんじゃないかと思って」。金村投手コーチに投げ方を聞くなど積極的な取り組みで、今ではフォークが新しい武器になろうとしている。
「1カ月後、2カ月後、もしくはシーズンの終わりには投げているかもしれない。球種が1つ増えるのは、打者を抑えるのに一番いいと思うので」。オープン戦は4試合に登板して4回1安打1失点。ソロ本塁打による失点だけに抑えた。すでに力を示している助っ人が、シーズン中にさらなる進化を遂げるかもしれない。