阪神新型コロナ会見全文(3)「職員、選手全てに対して今後は外出及び外食禁止」
阪神の揚塩健治球団社長(59)が27日、兵庫・西宮市の室内練習場で緊急会見を開いた。
藤浪晋太郎投手(25)、伊藤隼太外野手(30)、長坂拳弥捕手(25)が前日26日、PCR検査を受け、新型コロナウイルスの陽性判定が確定したことを公表。14日に藤浪ら参加した食事会について伊藤隼、長坂の2人以外にも、新たに4人が参加していたことを明かし、同時に全選手に外出および外食の禁止令を通達した。
以下は会見全文(その3)。
-12球団では4月24日の開幕を目指して行く。そこに向けて社長のお考えは。
「できるだけその日にちにですね、間に合うように努力していきたいとおもいます。ただ、これも監督官庁のご指導もございますし、いろいろな方々のご意見も聞きながら、状況をみて、われわれができることを精いっぱいしていきながら、協力していきたいと思っています」
-さきほど一緒に会食をされた方に、渡航歴がある方などは。
「渡航歴についてはこちらは把握しておりません。これも引き続き、保健所の指導で、そういった方々の渡航歴を調べなさいとか、優先順位の指導がございますので、それに基づいて早急に対応していきたいと思っています」
-マスコミの人間、社外の方にマスコミ関係者は。
「3月14日はございません」
-今後、PCR検査を受けた選手は、発表されていくのか。
「はい。これは提言の中でもございます。PCR検査を受けて陽性になった場合は選手名も含めて、発表していくというルールがございます。ルールにのっとって進めて参ります」
-虎風荘の消毒がおこなわれた。居住している若手選手は、例えばどれくらいをメドに寮に戻すのか。
「昨日、消毒を行いました。そして長坂が一人残っていましたので、昨晩3時に入院しましたので、その部屋につきましてもその後すぐに消毒を済ませました。虎風荘の寮については消毒は済みました。長坂以外の選手は今、別のところに避難させてますので、その者については今日中には寮に戻すという予定でございます」
-自宅待機を解除された後も、外出禁止も継続していくのか。
「外出禁止につきましては外出禁止、原則、外食禁止というふうに昨日いたしました。今までは自粛という形でしたが、昨日、判定が出る前ですけど夕方に職員、選手すべてに対して今後原則として外出および、外食を禁止にするというふうに通達を出しました」。
(続けて)
「もちろん、外出といっても食料を買いに行ったりとかお医者さんに行ったりとかそれから体のコンディションのための外出それはOKですと。ただ選手同士で何かミーティングする、打合せするとか、コーチ、トレーナーと打ち合わせするというのも禁止にして電話なりラインなりしなさいよということにしました」
(続けて)
「外食についても家族と一緒に外食する、一人で外食するそれは構わない、ただ人混みは避けましょうねと。しかし選手同士とかコーチ、トレーナーと一緒に食事に行くことは禁止にします。それから知人と何かの打ち合わせを兼ねた外食をするということも禁止いたしました。そういう状況です」