阪神・藤原オーナーと谷本本部長が謝罪「地域の皆さんにも迷惑をかけて申し訳ない」

 ファン、地元の人、球界、選手へ-。阪神・藤原崇起オーナー(68)、谷本修球団本部長(55)が27日、午前中に会見した揚塩社長と同様に謝罪した。

 不測の事態とはいえ、球界初の新型コロナウイルス感染者を出してしまった。その事実は重く受け止めた。藤原オーナーは電鉄本社で対応。「遅れて遅れて(開幕)する中で、ファンの皆さんに本当に申し訳ない。地域の皆さんにも迷惑をかけて申し訳ないと思っています」と話し、神妙な表情を見せた。

 谷本球団本部長は都内で行われたセ・リーグ理事会に出席し、冒頭に謝罪。4月24日の開幕が再延期される可能性についても「われわれのせいで、そうならないように知見をためて、乗り越えたい」。球界への影響を最小限にとどめるように尽力する意志を示した。

 開幕へ向けて調整してきた選手への思いも明かした。26日に4月1日までの活動休止を決めた後、活動中の他球団での練習を申し出た選手がいたという。「止めましたけど。彼らの情熱には応えないといけない」。保健所で検査後、無症状の選手には保健所と話し合い、練習再開を検討していく方針を示した。

 起こってしまった事実は変えられないが、一日も早く、当たり前の日常を取り戻せるように全力を尽くしていく。

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