虎番キャップが見た静寂の甲子園 スタンドもショップも…人まばら
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阪神から新型コロナウイルス感染者が出て以降、初めての週末。例年ならセンバツ開催中で熱気に包まれる甲子園球場周辺は、人通りも少なく、静かだった。阪神から感染者が出た影響ではないとはいえ、雨が降る悪天候も重なり、どこか沈んだ雰囲気を感じた。
記者は甲子園駅に到着後、報道陣が唯一出入りできる甲子園球場へ。その途中には4月6日にオープン予定のグッズショップが見えてくる。商品が陳列され、ユニホームなどが飾られていた。周辺の改修工事もほぼ終了し、あとはオープンを待つだけ。華やかな雰囲気が、静かな甲子園球場とは対照的だった。
甲子園球場の外周には、甲子園歴史館が臨時休業中との張り紙も。例年とは違う球春。むなしさを禁じ得なかった。(デイリースポーツ・西岡誠)