阪神・伊藤隼太が退院、新型コロナ陽性での入院から 「真摯に野球に」など談話
阪神は5日、新型コロナウイルスのPCR検査で陽性判定を受け、入院していた阪神・伊藤隼太外野手(30)が同日に退院したこと発表した。阪神では藤浪、長坂、伊藤隼が同検査で陽性反応を受けていたが、伊藤隼が一番早い退院となった。
伊藤隼は26日にPCR検査を受け、27日から大阪市内の病院に入院していた。球団を通してコメントを発表し、「この度は、応援していただいているファンの皆さまをはじめ、野球界に携わる多くの方々にご迷惑をおかけし、大変申し訳ございませんでした。今後、プロ野球選手として、これまで以上に真摯(しんし)に野球に取り組んでまいります」とつづった。今後は当面の間、自宅待機となる。
新型コロナウイルス感染者の退院は、症状改善後、一定時間を空けた2度のPCR検査で続けて陰性の結果が出ることが条件となっている。谷本球団本部長は3日に「2回連続はなかなかできていないですね。先発で受けた者も戻って、また繰り返しています」と説明したが、ようやく1人目の退院者となった。