阪神・近本 2年連続盗塁王へのカギはナゴヤ
阪神・近本光司外野手(25)が2年連続盗塁王へ挑む。2019年は新人ながら36盗塁でタイトル獲得。盗塁企図数は51で成功率.706だった。昨季の盗塁成績から今季の“上積み”の可能性を探る。以下は対戦球団、捕手、球場別=盗塁数、盗塁成功率(盗塁企図数)
【対戦球団】
巨 人=9、.750(12)
DeNA=7、.875(8)
広 島=6、.857(7)
ヤクルト=6、.600(10)
中 日=5、.500(10)
交流戦=3、.750(4)
【主な対戦捕手】
会 沢(広 島)=5、1.000(5)
伊藤光(DeNA)=5、.833(6)
中 村(ヤクルト)=5、.625(8)
小 林(巨 人)=4、1.000(4)
大 城(巨 人)=3、.500(6)
【球場別】
甲 子 園=21、.700(30)
東京ドーム=5、.833(6)
ナゴヤドーム=3、.500(6)
横 浜=3、.750(4)
神 宮=2、1.000(2)
マ ツ ダ=1、1.000(1)
ゾ ゾ=1、.500(2)
特徴的なのはDeNA戦と広島戦で高い成績を残した点。数字から伊藤光、会沢を“カモ”にしたことも分かる。球場別を見れば甲子園以外ではドームで企図する傾向がある。
ただし、ナゴヤドームでは成功率5割。中日戦、ならびに同ドームでの成績を向上させられるかがカギとなりそうだ。