阪神の谷本球団本部長は１２日、球団が助言を仰いでいる地域アドバイザーから、活動再開後は室内練習場での練習や、室内でのウエートトレーニングは、ソーシャルディスタンスを取れば、マスクなしでもＯＫという返答があったことを明かした。

　「きちんと距離を取って消毒もきちんとやれば、基本室内だとマスクまでは必要ないでしょう、というコメントをいただけた」。新型コロナウイルスの感染リスクを減らすために、最大で約２０人が入れるウエート場も８人ぐらいまでにする方針だ。

　地域アドバイザーからは、１１日に活動再開後のキャッチボールが許可された。他にも活動再開後に実施を検討している練習メニューを問い合わせており、続々と返答が来ているという。

　ただ、活動再開時期は慎重に検討している。谷本球団本部長は「まだ決めていません。現場（チーム）の意見も聞いて」とした。活動再開後に甲子園や鳴尾浜を開放しても、時間や人数はかなり絞り込まれる見通しだ。