阪神 最も警戒すべきは外に強いソト!攻略のカギは…【ライバル分析・DeNA編】

 セ・リーグ他球団分析「虎Vへの突破口~ライバル球団徹底分析~」の第2回はDeNA編。昨季は16勝8敗1分けと大きく勝ち越した。7年連続で勝ち越すためには“天敵ソト&新4番佐野封じ”がカギを握りそうだ。攻撃陣では大山が18年に1試合3発を記録するなどハマスタと好相性。今年もDeNAを叩き、ガッポリ貯金したい。

  ◇  ◇

 DeNAで最も警戒すべき打者は2年連続本塁打王に輝いた“天敵”ともいえるソトだろう。昨季は打率・295、4本塁打、6打点と打ち込まれ、10四球と無理に勝負しない場面も見られた。

 “ソト封じ”のカギを握るのは中継ぎ左腕だ。一般的に右打者は左投手を好むとされるが、ソトの場合は右投手との対戦打率・280に対し、左投手は・251にダウンする。阪神では能見が4打数無安打3三振と完璧に抑え、島本も2打数無安打に封じている。

 球種、コース別打率を見てもソトの弱点は明らかだ。左投手の内角速球、いわゆるクロスファイヤーに対し、16打数1安打、打率・063、1本塁打と苦手にしている。ただ直球が真ん中、外寄りとなると、18打数11安打、打率・611、4本塁打のレッドゾーンに突入する。大胆かつ緻密なコントロールが求められる。

 メジャーに移籍した筒香に代わり、ラミレス監督が4番に抜てきした佐野も要注意だ。昨季チーム全体で打率・289、3本塁打、7打点。エース西勇、青柳、秋山が打率・400以上を許している。佐野も左投手を課題にしており、先発はもちろん、ピンチで登板する中継ぎ左腕が重要な役割を担いそうだ。

 【昨季の阪神投手陣と佐野の対戦成績】

 西勇 5打数3安打、打率・600、1本塁打、2打点

 青柳 10打数4安打、打率・400、1本塁打、3打点

 秋山 4打数2安打、打率・500

 攻撃陣はハマスタが大好きだ。チーム打率・266はセ・リーグ球場別トップで、中でも大山は通算打率・338、6本塁打、18打点。18年9月には1試合6安打&3発、7打点の離れ業をやってのけた。今季も爆発に期待だ。

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