阪神ドラ4遠藤 ヨガ始めました!宮本氏著「洞察力」で野球脳鍛える

 阪神ドラフト4位の遠藤成内野手(18)=東海大相模=が20日、鳴尾浜で球団広報を通じて取材に応じ、ヨガを始めたことを明かした。チーム練習休止中は「自分の改善しなくてはいけないところを改善できるチャンス」と捉え、イチロー、錦織など数多くの一流アスリートが取り入れてきたトレーニングに挑戦。寮内での接触が限られる中、「部屋にいると体がだるい感覚があったので、ヨガで体の血行をよくすることを意識した」という。

 ヨガだけではない。元ヤクルト・宮本慎也氏の著書「洞察力」から「プロに入って大切なこと」を学ぶなど、野球脳も鍛えている。中でもくぎ付けになったのがロッテに移籍した鳥谷の動画。「バットの軌道が参考になったのでこの期間に取り入れていきたい」と、どこまでもどん欲だ。

 3月下旬まで順風満帆なルーキーイヤーを過ごしていた。キャンプで大器の片りんを示すと、1軍のオープン戦も経験。その後は2軍戦で打ちまくった。コロナ禍で出ばなをくじかれた形だが、恩師・門馬監督の言葉が前を向かせてくれる。

 「東海大相模も活動ができなくて大変だが、この期間を大切に今できることをしっかりやって開幕に向けて体を作っていきなさい」

 この日もキャッチボール、ノック、打撃練習などで約3時間、体を動かした。「こういう環境があることにも感謝して練習していきたい」。ピンチをチャンスに変えて、試練を乗り越えていく。

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