阪神・ガンケル“料理の鉄腕”や 自宅で自炊、投球同様「細部こだわる」
阪神のジョー・ガンケル投手(28)が1日、甲子園での自主練習前にオンライン取材に応じ、日本食作りにチャレンジしていることを明かした。自宅待機中は朝昼晩3食すべて自炊するほどの腕前。「もともと料理が好きなんだ。カツ丼は自分が大好きなメニューでうまくいったと思う。焼きそばも何回か作った。この前は照り焼きチキンを作ったよ。ソースもね」と笑った。
メガン夫人から「おいしい」と評判の料理は野球に通ずる部分があるという。レシピは隅々まで目を通し「細部までこだわる」派。「ピッチングでも一見小さく見えることが大事。それが大きいことにつながっていく」と持論を展開する。
栄養満点の手料理でコンディションは上々だ。現在、投球練習は10日に2度のペースで実施。「シーズンが開幕する3、4週間前から状態を上げて、球数を増やして準備していきたい」と見据える。
来日1年目。異国の地で我慢の日々が続くが、新助っ人は笑顔を絶やさない。おうち時間は読書やアメリカのドラマを見て、充実の日々を過ごす。さらに「今はやることがないから面白がってやっているんだ」とヒゲも伸ばしている。「奥さんは嫌と言うと思うけどね」とニヤリ。遊び心で苦境をはね返す。