阪神・呂 母国・台湾のプロ野球開幕に「うらやましい」
母国ではプロ野球が既に開幕。台湾出身の阪神・呂彦青投手(24)が7日、球団を通した取材で「毎試合、台湾プロ野球のハイライトは見ています。やはりうらやましい」と率直な胸の内を明かした。
自主練習でウエートトレーニング、体力強化などをメインに、今しかできないことに取り組む日々が続く。この日は鳴尾浜のブルペンで捕手を座らせ、変化球も交え40球を投じるなど約3時間、汗を流した。
「こっちでできることに集中したかったので、(コロナ禍でも)帰国するという考えはなかった」と話す左腕は今季が3年契約の最終年だ。「試合が始まった時にベストパフォーマンスを出せる準備期間として大切に過ごしたい」。初の1軍登板を夢見て鍛錬を続けていく。