阪神ドラ3及川 聖地に“ひまわり”咲かす!母校先輩・上地雄輔の直ゲキに大感激
阪神のドラフト3位・及川雅貴投手(19)=横浜=が16日、鳴尾浜での自主練習後に、球団を通じて取材対応を行った。母校野球部の先輩でタレント・上地雄輔(41)(アーティスト名は遊助)から、SNS上で直接エールを受けたことを明かした左腕。同い年のヤクルト・奥川やロッテ・佐々木朗らの存在も刺激に、登場曲に使う遊助の「ひまわり」を一日も早く甲子園に響かせるべく、練習に励んでいく。
母校野球部で22学年上の先輩であり、同じ誕生日という縁だけでは終わらない。「連絡は僕からしました。インスタのDMで『お誕生日おめでとうございます』とメッセージを送ったのが始まりです」。上地(遊助)が歌う「ひまわり」を入場曲に選んだ及川は、うれしい直接エールも受けていた。
「数日後に上地さんから『誕生日一緒なんだね。おめでとう』と返信をいただいて『登場曲使ってくれてありがとう。ずっと応援しているよ』と言っていただきました」
4月18日、及川が19歳となり上地が41歳を迎えた日から、交流は始まった。インスタグラム上でダイレクトメッセージのやり取りを重ね、気持ちが高ぶった。「上地さんとは何かの縁を感じますし、一日でも早く上地さんの曲を背に、甲子園のマウンドに上がれるようにがんばっていきたいと思います」。新たな決意を口にしたが、芽生えた発奮材料はそれだけじゃない。
高校時代に同僚の西純と共に「BIG4」と称されたヤクルト・奥川、ロッテ・佐々木朗のブルペン投球動画をチェック。「見ました。やはり自分はまだまだだなと感じました。映像からでも伝わるきれいなストレートの威力」。2人の投球に驚きながらも、負けてはいられない。
「今はすべての面で自分の方が劣っていると感じましたが、これから練習やトレーニングを積んでいき、追い抜いていきたいです」
鳴尾浜で行われた自主練習では、ブルペン入りし変化球も交えながら44球。ウエートトレなどにも取り組み、約3時間、汗を流した。「今は順調に球数も増やせていて、開幕に向けて順調に調整できていると思います」。先輩や同学年のライバルたちからの刺激を糧に、1軍での活躍を目指していく。