阪神・矢野監督「野球から元気を」最短6・19開幕へ決意
阪神の矢野燿大監督(51)が23日、練習後にオンライン取材に対応。最短で6月19日となる開幕に向けて「目安ができて、世の中のみなさんも大変な思いをしている中、準備をさせてもらっている。開幕できた時に僕らができることは、野球から元気を届けることなので、楽しみながらやっていきます」と力強く話した。
この日から、投手と野手が合流しての集合練習が開始。練習前には、監督が選手に向けて言葉を送った。
「高校生も甲子園で野球がやりたいっていう気持ちが強い中でできない。でも僕らは本拠地としてやらせてもらっている。これは当たり前じゃない」。
まずは無観客での開幕が想定されるが、それでもやることは変わらない。「場所とか環境が変わってやることが変わるっていうのはプロじゃない。無観客であろうが、どんな時であろうが、やる野球っていうのは変わらない」と今季のスローガン「It’s 勝笑 Time オレがヤル!」を、無観客開催でも体現していく。
開幕投手については、改めて西勇でいくと明言。「西の必死に投げる姿は頑張る力をチーム内、チーム外に与えてくれると思う。西らしく投げてくれたらうれしい」と期待感を示した。
開幕を待つ阪神ファンに向けて、「いろんなアイデアを出し、みんなで新しいチャレンジをしていきながらファンのみなさんに画面を通して伝えられることも出てくると思う。ファンのみなさんからの要望も伝えてきてほしい」とメッセージを送った。