阪神 超厳戒紅白戦へ 取材立ち入り解禁も人数大幅に制限 報道陣にも感染防止策徹底

 阪神が超厳戒態勢の中で29日の紅白戦を実施する。

 兵庫県に緊急事態宣言が発出された4月8日以降は禁止されていた取材陣の甲子園への立ち入りを、紅白戦実施日に限り解禁。人数を大幅に制限し、マスク着用の義務化やサーモグラフィーによる体温チェック、『体調モニタリング表』の記入などを行い、トイレや喫煙所の場所が指定されるなど、球場内でのチーム関係者、マスコミの導線も分けられる。

 28日には『報道用ガイドライン』を球団が各社へ配布。そこに記されたその他の主な内容は以下の通りとなっている。

 ・入場可能人数を絞り、前日まで来場者リストを提出

 ・入場者にはNPBから配布される「行動記録」作成を義務化

 ・記者間で2メートル以上の距離確保の徹底

 ・スタンド記者席のみ使用可で、席数も間引いて使用

 ・グラウンドレベルの立ち入り、ぶら下がり取材の禁止

 ・喫煙所の同時利用は2人まで

 これらのルールを徹底した上で、監督や選手の取材も代表や、広報による代理で行われる。球界で唯一、新型コロナウイルス感染者を出してしまった阪神。選手はもちろんのこと、報道陣にも感染防止策を徹底していく。

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